SolidEnergy

2012年、マサチューセッツ工科大学(MIT)のドナルド・サドウェイ教授の研究室から独立して別会社になった。金属リチウムの表面をポリマー電解質と無機電解質の二層で被覆し、デンドライトを抑制した。電解液には通常の電解液を使用している。Semi Solid Lithium Metal Batteryと呼ばれる。
エネルギー密度は450 Wh/kg、1200 Wh/Lとかなり高い。
2019年に本格量産予定。General Motors Venturesなどが出資している。

 

金属リチウム負極側のみを固体電解質にした半固体電池

技術的なポイントの一つは、正極と負極で電解質を分けたことだ。正極には既存の三元系材料(NCM)や液体電解液を採用している。一方で、負極には金属Liを用い、それを被覆するように固体電解質層を形成した。これにより、金属リチウムと液体電解液が反応して電池の劣化が進むことを防げる。固体電解質は、酸化物系材料とポリマーの混合物。互いの材料の課題を補い合い、良い点を生かしあうことを狙っている。

ただし、現時点ではサイクル寿命は数百回で、EVに求められる10年以上の寿命は達成できていない。

URL: http://www.solidenergysystems.com/technology/